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イシンホーム岡山 ブログ
2018/03/10
第21弾【岡山でワンオペ育児 家事育児仕事と向き合う】
あと1か月で上の子が年長さんになるのをどきどき見守る稲葉です!
初めての育児ではもちろん
二人目育児の方
もっともっとお子さんがいらっしゃる方も
夫婦での家事育児に大変な想いをしたことがあるのではないでしょうか。
我が家では
①産後の仕事復帰について
②産後の家事育児分担
について産前産後に語り合いましたが
私自身、その時々の状況で考えが変化することもありました。
というのも、自分に負担となっていることを解決したいと思う反面
パートナーの立場で考えたときにどこまで負担を背負わせていいものか悩んだからです。
①産後の仕事復帰について
主人も私も県外出身で、近くに頼れる親族はいません。
近くにいたとしても様々な状況で親族に頼れないという方も多いと思います。
そういう場合、良くも悪くも自分たちや地域のサービスだけでやって行くしかありません。
育休復帰する際
主人→仕事メイン
私→家事育児メイン、プラスαで仕事
と分かりやすい割り振りをすることに決めました。
収入は主人頼り
こどもは私頼り
となったのです。
②産後の家事育児分担
問題はここから。
では、家事育児は全て私か。
もちろんそんなことはありません。
以前から家事はある程度分担してましたし
主人は私にも仕事は辞めないでいいと言ってました。
私はできたら仕事はしたいタイプなのでうまく両立できればなと。
家事の割り振りは
■主人
・掃除機かけ
・お風呂洗い
・洗濯全般
■私
それ以外
産後もできる限りそれをお願いしています。
が、主人はIT関連の仕事をしており
帰りは忙しい時期は22時に帰れればラッキー!くらいで
休日出勤もよくあります。
早い時は20時くらいですが、めったにそんな日はありません。
なので家事もできないことがちょこちょこありますし
手が空いた時に自分の持ち分をやるという形です。
俗にいうほぼ『ワンオペ育児』というやつです。
育休復帰するまではこれでなんとかやってこれました。
しかし、いざ仕事が始まると、私が常にてんぱっている状態に。
気持ちにゆとりがなくなってしまいお互いにピリピリすることも。
まず、家事育児の妥当な割り振りを考える前に
幼児が2人いるとどのような生活になるのか整理してみたいと思います。
あくまでこれは現在の私目線。
こどもの年齢や性格性別によりさまざまだとは思いますが、だいたいこんな感じなのではないでしょうか。
■最近の私の一日の様子
6:00~
起床、こどもを起こさないようそーっと洗面所で立ったまま化粧
お風呂のせんを抜く(こどもが落ちたらいけないので)
主人が会社へ持参するハンドタオルや飲み物を準備
自分の着替え
体操
6:30~
上の子を静かに起こす
朝食、お弁当の準備
こどもを起こす(なかなか起きない)
下の子が泣くのであやす(抱っこしてリビングへ、しばらく抱っこしておかないと機嫌がなおらない)
夜ご飯下準備中にギリギリまでトイレを我慢するこどものお手洗い2〜3回、横目のフローリング一枚一枚小刻みに遊びながらゆっくり歩くこども、でもトイレに着くと「もれるもれる」と騒ぎ便座に座るまでにひともんちゃく、トイレットペーパーでふざけ終わるまで耐える、こどもの手を拭いたり服の着脱、手を洗い終わるまで待たされる
昨夜主人の残りの皿洗い
ゴミまとめ
歯磨き
髪のセット
テーブルに置きっ放しのティッシュや歯ブラシ、ドライヤーをしまう
こどものごはんを食べさせる
汚れた手や顔をふく
立ったりうろうろしたまま自分の食事
食卓を拭く
こどもの着替えをセット、着替えさせる
こどもの髪を結ぶ
朝食分の皿洗い
家中の電気類を消す
火の元確認
車のエンジンをかけ、荷物を放り込む
ちんたらするこどもの靴を履かす
こどもが忘れた人形を取りに行く
鍵をしめる
8:00~
保育園へ、下の子の荷物の整理(上の子は自分で準備)
集合部屋へ連れて行く、上の子が別れが淋しいと泣くのをなだめる
8:50~出勤
17:10~退勤
17:30~一旦家へ、ほぼ夜ご飯完成
17:50~(18:00までにカードを通さないと延滞料金二人分発生)
保育園お迎え、2人分のホワイトボードとお便りを確認、荷物を持って帰る
家到着、下の子が車を降りないとダダをこねる
18:30~
玄関で下の子が泣き崩れるのを放置もしくはあやす
制服を脱がせ、ハンガーへ
手洗い、うがいをさせる
下の子が自分で水を出したいという願望を見守り、水の出しっ放しや水、泡の跳びはねにイライラ
タオルを落とすのを拾う
こども用の踏み台からジャンプするのを手伝う
まだビショビショの手を繋いでリビングへ
もう一人の脱ぎ散らかした制服をハンガーにかける
料理に火を通しおかずをつぎ分ける、その間もママママコールやぐずり
こどもがごはんつぎを手伝うという名のわやするのを見守り、サポートしたりちらかったごはんを片付ける
ごはんの時間なのになかなか席につかない子を何とか席につける
下の子にスタイを巻き、お箸やスプーン・フォークをセット
夕食時に保育園であった話を聞く
ごはんで遊ぶのを注意する
ごはんが終わったら下の子のスタイを取り、べちょべちょの手と顔ををふく
こどものテレビをセットし、その間に家事
皿洗い
上の子が絵や手紙を描いたのを持ってくるので見てやる
下の子テレビを近くでみたり物を投げたりケンカを始めるのを注意するため家事中断
食卓を拭く
保育園バッグから着替えやパジャマを取り出し洗濯機のところへ
上の子のお弁当箱(白ご飯だけ持って行っている)を水につける
室内干ししていた洗濯物をその場にしまえるものはしまう
余った洗濯物たたみ、しまう
2人分の保育園バッグに明日の準備を入れる
お風呂の準備
20:00~
こどもと遊ぶ(TV、本読み、お絵かき、色塗り、ままごとなど)
20:30~
お風呂で遊ぶ、洗うのを嫌がったり泣いたりおもちゃの取り合い
一人ずつ体を拭く
自分の服を着る
洗濯物の準備(こどもの裏返った服をただす、ポケットにティッシュや砂が入っているのをきれいに)
洗濯
下の子がいつまでたっても服を着ないので強制的に着せる
ドライヤー
嫌がる子どもたちの歯磨き
ちょっと遊ぶ
自分の歯磨き
22:00~
就寝(こどもの横にいないと泣くので一緒に布団へ)
22:30~23:00頃
主人帰宅、(起きてたら)ご飯の用意
洗濯を干す
気持ちに余裕があれば明日の夜ご飯下準備
私の就寝
寝ているときに寝相の悪いこどもに蹴られる
布団からはみ出ているので布団におさめる
下の子が夢と連動して急に泣いたり怒ったりするのに付き合う
上の子のトイレに付き合う
6:00~
起床、こどもを起こさないようそーっと洗面所で立ったまま化粧
だいたい、こんな生活をしています。
下の子が3歳になったので、これでもずいぶん楽になりました。
これまでに自分の色んなことをあきらめたり効率化したりで何とか睡眠時間を確保。
下の子が1歳~2歳後半くらいまでは本当に地獄のようでした。
ミルクや離乳食がこれに加わると、1日に寝る時間は4時間くらい、しかも熟睡できないのです。
特に手がかかる離乳食は何種類もの食材を長時間煮込み
それをつぶしたり小さくしたり、冷凍用に小分けしたり。
一生懸命作った料理をべーーーっと吐き出されることも多々。
手で料理をさわるので席周りやハイローチェアは毎回汚れ、掃除洗濯が大変です。
ごはんは下の子用、その他家族用がいりますし・・・
何かをしようとすると常に下の子が泣いたりだだをこねたりだっこだっことわめき散らすのにパワーを消耗。
外食は周りの人に気を使ってうどん以外できませんでした。
また、一人泣き始めると、二人泣くんです。(´;ω;`)ウゥゥ
下の子が起きている時には一切家事はできないような感じでした。
お風呂も下の子が上手に一人で立って順番を待てるようになるまでは
まず下の子を入れて寝かしつけてから上の子と後で入る、
途中で下の子が泣き始めたら急いで出る
といった感じで下の子に振り回され続けました。
それに加え、昨年は町内会組長の当番だったので
それも主人に頼れずほぼ一人でやりました。
夜の23時過ぎに市報を配ることもありました。
困ったことはたくさんあります。
お化粧中にこどもが目覚め
ママーッママーッという泣き声が家中に響き渡ると手に負えません(-_-;)
化粧セットをリビングまで持ってきて、子供をひざに座らせたまま化粧するしかありません。
こんなことも。
主人の帰宅後ご飯の用意などをすると夜寝れなくなったりします。
ひどい時は3時くらいまで・・・
やっとうとうとしている時に
うわぁぁぁん‼︎
ウギャァァァァーーーっ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
突然夜泣きを始めるこどもを抱っこして寝るまでずっと抱っこです。
布団におろそうとするとパチリと目を開けて
また抱っこコールの嵐…
ひざに乗せて抱っこしようものなら
立ってじゃないとダメだとさらに泣き声はヒートアップ。
主人が抱っこするとよけいちがうちがうモードに。
主人には2階で一人で寝てもらうようにしました。
休みの日も常に家事育児買い物などの雑用に追われます。
買い物はこどもと行くと大変なので、週2回まとめ買いをします。
座っている時間はご飯の時くらい、休みの日の方が忙しいくらいです。
外出するときも大変です。
自分の荷物、タオルや飲み物、子供のトイレグッズや小さいときはミルクグッズ一式、汚れた時の着替え、おやつやごはん、ガーゼ、スタイ、スプーン、ウェットティッシュ、ビニール袋、防寒着などなど・・・
バッグは常にパンパンでめちゃ重いのです。
こどもが生まれるまでは自分のことだけを考えておけばよかったですが
今は4人分のことを考えておかないといけません。
さらに仕事が加わるともう頭の中はごちゃごちゃでした(-_-;)
家事の分担方法については、夫婦間でよく現状を伝え
具体的にいつどのようなことをやってほしいのか、その方法を共有しておいた方がいいと思いました。
自分の家事は〇〇。
そう決めない方がきっとうまくいきます。
だって、それ以外の名もない家事ってい~~~~っぱいありますから。
自分以外の家族のために、何か助け合えたか。
自分で使ったティッシュをゴミ箱に捨てる。
トイレットペーパーが無くなったら取り換える。
歯ブラシやドライヤーを元の場所にもどす。
電気をつけたら消す。
食べ残しにラップをする。冷蔵庫に入れる。
名前がない家事はいくらでもあります。
そして、助け合えることはいくらでもあるんです。
一つ一つが簡単な仕事でも1分の仕事が100個あったら100分かかりますし
こどもの状態や組み合わせにより100分以上かかることだってあります。
名もない家事を見える化し、具体的に何をどうして欲しいのかきちんと相手に伝えることがいかに大切か。
「見れば大変なの分からん?(もっと自分で進んでやって)」
と思うこともありました。
具体的にどうしてほしいのか伝えると、手伝ってもらえることが増えてきました。
マイホームを持った私たちでさえ、こんな生活をしています。
じゃぁ、アパート住まいの方々はもっともっと何倍も大変な思いを抱え込んでるのではないでしょうか。
私の場合、マイホームの設備や家事の断捨離で何とかほぼワンオペでやってこれました。
皿洗い→食洗器
洗濯関連→干す、たたむ、しまうが1Fのほぼ一か所ででき、かなりの時短、危険の回避(幼児2人を置いて2Fに行けないので)
主人のYシャツアイロン→アイロン不要のものに変更
ちょこちょこ買い→まとめ買いでストック
電気代を節約→電気やエアコンはつけっぱなしでも気にしない(太陽光が稼いでくれるので)
こどもの外遊び→公園に行く回数を減らし、庭で遊ぶように
アパート住まいだと周囲の方々への配慮などでさらに気苦労が絶えないと思います。
これからマイホームを考えられるみなさまが
少しでも家族とゆっくりできる時間を確保できる住まいになりますように・・・
様々なライフステージにより住宅に求める性能も様々です。
なるべく生涯にわたってその空間や機能を活用できる最善のものでありたいですよね。
ただ、ときにはそのアレンジを楽しみながら過ごしてみたいものです。
10年後、20年後。
この家でどのように生活空間が変化していくのか。
家族と分かち合っていければうれしい限りです。
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◇稲葉家の構成
主人
私
長女(5歳)
次女(3歳)
約6年前にイシンホームで新築
延床面積:35.74坪
1F、建築面積 :20.47坪
太陽光発電5.4kW 搭載(当時売電単価42円)
∇1Fの間取り
ほぼワンオペ育児です。
同じような悩みを持たれている方にもぜひ読んでいただきたいです。
▼これまでの内容はコチラ!
第19弾【岡山でワンオペ育児 マイホーム、いつ建てるのがベスト?】
第18弾【岡山でワンオペ育児 ダイニングテーブルの最適なサイズって?】
第17弾【阪神大震災から23年 最愛の家族とこどもたちの未来を守るマイホーム】
第15弾【岡山でワンオペ育児 子供が本に興味を持つ家づくり】
第14弾【岡山でワンオペ育児 なんとなくイヤだった食洗器に助けられる】
第11弾【岡山でワンオペ育児 おばけがこわい!保安球が切れた事件】
第10弾【岡山でワンオペ育児 家づくりの失敗と成功事例 借入時の持分とウッドデッキの幅】
第9弾【岡山でワンオペ育児 家づくりの失敗と成功事例 ダウンライトと広々お手洗い】
第8弾【岡山でワンオペ育児 家づくりの失敗と成功事例 外門とウッドデッキ】
第7弾【岡山でワンオペ育児 家づくりの失敗と成功事例 飽きる!とコンセント】
第6弾【岡山でワンオペ育児 家づくりの失敗と成功事例 下地と食洗器】
第5弾【2F水場と光熱費を抑えられて新鮮な空気が吸えるEco-i換気システム】
お時間がある時に読んでいただけたらうれしいです♪
稲葉 里花