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イシンホーム岡山 ブログ

2020/02/28

優しい先輩では

こんにちは、廣川です

吹き抜ける風や、明るい日差しの中に

春の訪れを感じますね

自宅の庭にもタンポポの花が咲き始めていました

私の私淑する詩人坂村真民先生の言葉を

思い出します

「順調に行く者が必ずしも幸せではないのだ。

悲しむな 立ち上がるのだ

タンポポを見よ 踏まれても平気で

花を咲かせているのではないか」

今月末が、期末です。

会社での数字も個人の数字も今月で

一年間のすべてが決まる

営業マンにとっては、年間の受注棟数と完工棟数が

個人の評価のすべてです

会社が振り分けたノルマの数字と

自分自身と約束した数字が、どうだったでしょうか?

過去16年間で、自分が決めた棟数が未達だった年はないが

今期は、とても苦労した年だった

部下は、どうだったかのか

昨日の支店の営業会議で

1人1人営業マンに来期の個人目標数字を訪ねてみた

自分で決めた年間受注棟数を大いに目指してほしい

新一万円札の渋沢栄一 著「論語と算盤」は

栗山監督が、ヤンキースの大谷選手に直筆メッセージ付きの

本を渡していましたね

今、「指揮官たちの特攻」「落日燃ゆ」を読み感動した城山三郎著の

「雄気堂々上・下」を読んでいる

渋沢栄一の生涯を描いた累計113万部の突破のミリオンセラーです

営業会議では、いつも厳しいことを言う私だが

厳しいことを言うのは、正直辛いし疲れますね

誰も嫌われたくないですからね

部下に伝えるのに、色々本を読んだり

セミナーに行ったりして

褒めない・叱らないのアドラー心理学や

大谷選手を指導した白井さんの指示命令なしや

いろいろ試したりしました

なかなか結果が出ない部下にどうしたら

もっと結果が出るんだろうかなあと悩んでいたが

渋沢栄一著の「論語と算盤」に

すごく腑におちる記述があった

以下ご紹介します

少々長いです

「後輩を育てたり、助けながら

正しい道に導いてくれる先輩にも

だいだい2つの種類があるような気がします。

一つ目のタイプは、

後輩に対して何でも

優しく親切にしてくれる人です。

決して、責めたり苛めたりといったことをせず、

あくまで心を込めて丁寧に、

親切な気持ちで後輩に目をかけてやる。

絶対に後輩の敵になるようなことはせず、

後輩に欠点があったり、

失敗をしでかしても、味方になってやる。

「ずっとずっと後輩を守ってあげよう」

というのがこの先輩のポリシーになっている。

こういう先輩は後輩から

信頼されるでしょうし、

優しいお母さんように

懐かれて慕われるでしょう。

ただ、こういう人が果たして

後輩のプラスになっているかというと、

少々疑問です。

もうひとつのタイプは、

ちょうどこれとは正反対です。

いつでも後輩に敵のように接し、

わざと後輩の揚げ足を

取るようなことをて喜ぶ。

後輩が何か行き届かないことがあれば、

すぐガミガミと怒鳴りつけ、

叱り飛ばし、完膚無きまでに罵り責める。

もし後輩がミスでもしたら

「もう一切コイツの相手はできない」と

いうふうな辛辣な態度で後輩に接する。

こうように一見すると「残酷な先輩」は、

おうおうにして後輩から恨まれ、

後輩のなかでもぜんぜん

人望がなかったりするものです。

「そもそも、おまえの親からしてデキが悪い」

といったことを口にしたがるものです、

そんなわけで、こんな先輩の下についている後輩は、

「もし少しでも失敗やミスがあれば、

たんに自分の出番がなくなるだけでなく、

親の名も傷つけ、一家の恥辱になってしまう」

と思うので、どうしても

「やってやるぞ」という気になるものです。」

以上一部抜粋

業種や社長・店の長が

同じ目的の人間をバスに乗せ

「ティール組織」「ホラクラシー組織」「ヒエラルキー組織」等

どの組織態にしたいかだねぇ

長の一念

昨日の「赤福」のニュースではないが

国であれ会社であれ店であれ家庭であれ

あらゆる組織はそこにいる長がどういう一念を

持っているかで決まる。

それがすべてでしょう。

来期は、

一に「修身」

気まま、わがまま、ムラッ気を取り去る

二に、「場を高める」

適切な目標を示し、部下に希望を与える

ようは、長は、夢や理想が語れんではあかんわね

来期もやるぞ

情熱住宅屋 廣川善信

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廣川 善信