Ishinhome Blog
イシンホーム岡山 ブログ
2019/05/19
見積書
城東展示場の室山です。
ここのところ恐縮ですが少しだけ忙しくさせて頂いておりまして、久しぶりの投稿です。
最近はやはり土地探しから始められるお客様が多く、消費税の駆け込みで売れ残った土地があまり無くて悩んでおられるお客様が多いように感じています。
そんな中、先日、大変ありがたいことにOBのお客様よりご紹介を頂きまして、「土地があるのでそこに家を建てれたら建てたいな」、というようなご相談を頂きました。
OBの〇〇様、いつも本当にありがとうございます♪♪
そのご紹介のお客様がお持ちの土地を、私の方でまずは調査してみましたところ、こんな状況でした。
①市街化調整区域であること(境界立会、測量、分筆、役所への各種申請等必要な状況)
②水道設備などインフラが整っていない
③アスファルト舗装など残骸物などがあり、その撤去が必要
④現状、道路よりも敷地の高さが低いため、真砂土入れが必要
などなど他にも家の工事に入るまでに、やらないといけない事がたくさんありました。
でも、こういう気合いの入る土地こそ「よし!今回も頑張ろう!」という気持ちになってしまう、超ポジティブ思考な自分です。(笑)
引き続き、お客様のペースに歩幅を合わせて必要な調査を進めていたところ、そのお客様からこんな事を言われました。
室山さん、〇〇ホームさんの営業の方よりから「見積り」を出されまして、
その営業マンが「ウチで早く契約してくれるなら、キャンペーンで安くしますよ!」と言ってきています(-_-;)
上司の方も出てこられて契約を迫られているんです。。
イシンさんでも早急に見積りをお願いできませんか?
と言われました。まあ、売れない営業マンの上司が出てきて契約を迫られるなんてことは、「よく聞く話」です。
私はそのお客様にこう言いました。
「そうですか、もし宜しければそのお見積書を拝見できますか?見積りで漏れてるものが無いか見ますので」
するとお客様は二つ返事で「はい、お願いします!」と。
見積書を拝見しました。
絶句。
見積りめちゃくちゃ安い。。
これならお客様も喜ばれるのがわかるわ、と思ったのも束の間。
ん?
ふと思いました。その土地は先程も言ったように、
①市街化調整区域であること(境界立会、測量、分筆、役所への各種申請等が必要)
②水道設備などインフラが整っていない(前面道路から掘って水道を引き込む必要)
③アスファルト舗装など残骸物などがあり、その撤去が必要
④現状、道路よりも敷地の高さが低いため、真砂土入れが必要
こんな状況です。
それなのに、それなのに!
全くそんな費用は「見積書」の中に入っていない。
〇〇は別途、とも書かれていない。
「見積書」なのに。。。( ゚Д゚)ショック
更に、外構エクステリア費用もほとんど入っていない。
これでは、契約後にとんでもない追加費用が発生してしまいますね( ゚Д゚)!!
見積書に入っておらず、あとで必ず必要になるお金の総額は、その場でザッと計算してみて、
なんと約500万円!!!!!!!!
これでは大予算オーバーどころか、裁判沙汰になりかけないですね。
そのお客様へは「契約を迫れれているなら、きちんと見積書の内容を確認してきてくださいね。」と伝えて、
「少し時間は頂戴しますが、きちんと全部調べてから、ちゃんとしたお見積書を作りますね。」とお約束をし、
半ばショックを受けられていたお客様が少しだけホッとした表情で、お帰りになられました。
厳しいこと言ってすみませんでした。でもあなたの大切なマイホーム計画の為です。お許しを。
こんな事も、この業界では「よくある話」なんですよね。
本当に毎月のようにこんなことはあります。
あっちゃいけないんですけどね。
「契約がゴール営業マン」がそこら中にゴロゴロいます。
安くなった見積書だけを見て、「あ、この営業さん頑張ってくれたんだ♪契約してもいいかな♪」
と思われるのは、あまりにも危険な行為の為、十分にお気をつけてください。
どのぐらい危険かというと、
バンジージャンプがしたくて、高さ数十メートルの橋の上に立ち、
テンションが上がり過ぎて、きちんとロープが固定されたかどうかを確認もせずに、
「Let’s バンジー!!!!」するぐらい危険な行為です。(笑)
●このブログを最後まで読んで頂いた、家づくりをご検討中の方へ
「予算で失敗しない家づくり」をして頂くために、
本当に信頼できるパートナー(営業担当)選びをされることをおススメします。
というより、してください!笑
●見極め方の秘訣は、
「〇〇〇を〇〇して、〇〇〇〇を聞くこと!!!」
です!
最後まで読んで頂きありがとうございます♪♪
ではまた(‘◇’)ゞ