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イシンホーム岡山 ブログ

2019/07/6

あれから一年、一体我々に何が出来たのか

こんにちは、廣川です

梅雨明けの太陽と明るいヒマワリが

待ち遠しいですねぇ

そして、あの西日本豪雨から

もう一年になります。

先日、真備のK様邸のお引渡しが無事に出来ました

災害翌日には、現地にボランティアに向かい

建替希望のお施主様に一日でも早く仮設住宅から

出でもらいたく

昨年12月に地鎮祭をして

今年2月に上棟

そして先月引渡

先月の6月末時点で

仮設退去出来たのは、809世帯

まだ全体の15%です

まだ、2000世帯以上の方が仮設住宅に居ます

そんな状況下で

堀棟梁ありがとうございます

棟梁ご自身の家も水害と工場の爆発で

家も大工道具すべてを失う

そんな状態にもかかわらずご自身のを家を4月に完成させる

そんな中で、K様邸の新築をお受けいただけました。

棟梁がイシンの仕事をされる最初の物件が

私の高梁の二世帯の新築でした

後に飲み仲間の先輩が、棟梁の家の担当の保険屋さんと知る

私と棟梁とは、同じ年齢。

実に多くの縁でつながっています

来月も水害の被害にあわれた10年前のOB様の建替引渡しがある

皆さん、共通しているのは

不謹慎な言葉かもしれないが

実に明るい

こちらが、逆に元気をもらえるほどだ

あれから一年

果たして、俺は一生懸命になって精進した人なのか

怠けてやってきた人なのか

その違いは、志が切実かどうかの違いよる

志が切実でないとするならば

無常を思わないからだ

人は、生きているのではなく、生かされているんた

人は、刻々と死につつある

こうして生きている時間を大切にして、

自分を磨いていかねばならない。

歴史書「後漢書」に

こんな言葉がある

「志ある者、事竟(つい)に成る」

意味は、賢い志を持つ者は、いかなる困難に遭っても

必ずその志を成し遂げるという。

私の志が、まだまだだな思うことは

K様邸の隣のご両親様の家のリフォームをお断りしたことです

当時、当社での棟梁の人数からでは、お受けしてもいつ工事に

かかれるのか分からない状態でした。

被害にあわれた家の二階で生活するご両親様に迷惑は

かけれないという理由から。

最近は、真備でリフォームの契約をしたのに半年以上経っても

何も工事がされなく、建築会社から解約の申し入れがあるとも聞く。

水災のボランティア活動は、みんな必死にしたが

我々建築屋として、まだまだやらねばならんことが多くある

それは、快適に暮らせる家を提供することだ。

仮設住宅で暮らす方はもちろんのこと

全壊でないばかりに補助金も出ず、保険の適用もなく

被害に遭われた家に暮らす方も多くいる

小我を忘れ、何かに懸命に打ち込むことで

生の本然の輝きを放ちたいものだ。

情熱住宅屋 廣川善信

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廣川 善信