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2020/02/6
直島ホールの魅力
先日、直島へ点検に行きました。
今、芸術の島となっていて、観光客が散策や自転車で回っていました。
外国人もポロポロ見かけました。
ふと、帰路途中、入り母屋の大屋根が目について、車を止めて見学しました。
直島ホールという町民会館でした。
2015年に建築されて、各種イベントを行う多目的ホール。
三分一博志氏という方の設計で、
「2017年のデザインアワード」「パブリックビルディング部門で最高賞」を受賞したとのことでした。
直島の自然と歴史と暮らしに沿った大胆な設計で、
昔ながらの日本の百姓屋の趣があり、外観の重厚感と安定感は、とても魅力的でした。
やはり、素朴ですっきりしたフォルムは、日本人の心の奥にあるルーツのような感覚をくすぐられます。
中に入ると、入り母屋の屋根の棟部分が天窓で、空からの光が降り注ぎ、とても開放的で明るかった。
大屋根なのに中が暗くしない工夫は、現代工業建築の力だと思います。
しかし、アフター担当者として仕事柄、天窓というと、雨漏りや夏の直射日光の暑さが心配になりましたが、
きっと老婆心なのでしょうね、それを差し引いても、十分魅力的でした。
大嶋 敏浩
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