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2019/08/29

二宮金次郎のつづき

こんにちは、廣川です

季節も秋を感じれる頃になりましたね

前回の続き

私が小学生の頃、校庭にあった二宮金次郎の銅像

最近は、見かけない

なぜか

全国の小学校で、老朽化や学校立て直しなどに伴い

撤去されている。

その背景には、

「児童の教育方針にそぐわない」

「子供の働く姿を勧めることはできない」

「戦後教育の名残」

「歩いて本を読むのは危険」

などがあるらしい。

私の祖父は、閑谷学校に通ってた当時、歩きながら本を読むほどの

勤勉家だったらしく「閑谷の二宮金次郎」と言われてたそうです

さて、本当に二宮金次郎は、時代にそぐわなくなってしまったのか

先月の大学建設プロジェクトにおいて

こんな言葉がよく出てくる

「至誠」

当社の石原代表の手書きなんだが

ノウハウの関係上すべてをアップ出来ないのが残念だが

この言葉は

二宮金次郎が、残された四か条の美徳

「至誠」「勤労」「分度」「推譲」

の中のひとつ「至誠」です

二宮尊徳先生から影響を受けた事業家は、たくさんいます

新札の渋沢栄一もその一人です。

ちょうどお盆中に読んだ本の中に

相馬藩主であった相馬充胤が、「報徳紀」を明治天皇に献上したところ

これを読んだ明治天皇は、維新の改革にとって重要なことが

書かれているとして、これを全国の知事をはじめリーダーらに

読むようにはかったのです。

本の帯には、文人の武者小路実篤が

「尊徳のことをまるで知らない日本人があったら、

日本人の耻だと思ふ」と書いてある。

また、私の母も敬虔なクリスチャンだが

著名なキリスト教徒の内村鑑三が「代表的日本人」として

日蓮上人

西郷隆盛

上杉鷹山

中江藤樹

とともに二宮尊徳を西欧社会に向けて

英文で紹介しており

「報徳紀」は、我々に新理想を与え、

新希望を与えてくれる本で「聖書」のようだと述べています。

今現在において

孔子やキリストは、古臭いと言って無視されてはいません。

しかし、尊徳は、「古臭い・過去の人」という一言で

片付けられているようで、まことに残念なことです

歩き読みがあんというならば

これならどうだ

座っちゃう

そして、こんな銅像も

本からスマホに

人気TV番組のチン百景にも

目に見える物は、時代に応じて形を変えてますね

しかし

変わらず伝えられることや伝えていきたいことは、

時を超えてあるはずじゃな

情熱住宅屋 廣川善信

 

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廣川 善信