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2017/12/29
草枕 夏目漱石
こんにちは、廣川です
今年もわすが2日ですね
過去10年間の年末最後のブログを見ると
30日・31日まで仕事してますね
そして、その書き込みからその年の自分の成長が
よく分かる
そして、毎年年末アマゾンで正月に読む本を買い込む。
↑ 去年年末分
その本からのその年の私の望んでいるもの、欲しているものが
見えてくる
先日、アニメーション監督の宮崎駿さんが
「君たちはどういきるか」とどうタイトルの新作長編アニメを
製作中との発表がありましたが
監督が以前、夏目漱石の「草枕」は、何回読んだか分からないくらい
飛行機に乗る時は、いつも待っていくと語られていました。
冒頭の書き出しが特に有名ですよね
支店会議のときに私もこの部分を引用して
部下に私の思いを伝えましたね
以下 「草枕」冒頭
山路(やまみち)を登りながら
こう考えた。
智に働けば
角が立つ。
情に棹(さお)させば
流される。
意地を通せば
窮屈だ。
とかくにこの世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると
安い所へ引越したくなる
どこへ越しても住みにくいと
悟った時、詩が生まれて、
画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣にちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、
越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、
住みにくい所をどれほどが、寛容(くつろ)げて、
束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、
ここに画家という使命が降(くだ)る。
あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、
人の心を豊かにするが故に尊い。
・・・・
今年は、困難な課題にぶつかると私の口ぐせは
「興奮する」でした。
人間の能力は、知識、技術、
そして心構えの三辺で表される。
どんなに知識と技術があっても
心構えが悪ければ、能力は出てこない。
すべては底辺の心構えいかんにある。
さらに、よき心構えは
積極性×明朗性で表されます。
だから「興奮する」は正しい。
そしてその心構えは
どんなに磨いても毎日ゼロになる能力です。
毎日歯を磨くように、
心構えも毎朝磨き直さなければならない。
それには心の栄養の読書が必要
先ほど注文していた本のいくつが届いた
情熱住宅屋 廣川 善信
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廣川 善信